うらがきろく

uragakiの記録・メモブログ

IIJmio meeting 第6回 に参加しました

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更新がIIJmio meetingの時だけという報告ブログになっている気がする
懇親会も行きたかったのですが、多忙と病み上がりということで欠席しました。
次こそは…。

 

※各個人の発言は一部まとめて編集しています。
 ニュアンスが変わらないように注意はしておりますが、
 何かありましたらご連絡お願いいたします。

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おみやげは、IIJロゴ入りのチロルチョコとAscend Mate7のメモ帳。

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IIJmioのSIMが入った実機も展示されていました。

 

今回、いつもと違った説明がありました。

Ustreamにて中継を試験的に実施(次回以降、実施するかどうかは未定)。
 ⇒参加希望者が多く入りきれないため、試験的にやってみたとのことです。

・会場のみという資料があり、中継も中断します。
 ⇒会場でも撮影禁止、メモ禁止、ネットへの投稿禁止。
  あくまで頭の中に留めておくだけでお願いします。とのこと。


1.IIJアップデート
・SMS送信可能文字数が、ドコモ改定に伴いIIJmioでも改定されました。
 (送信可能文字数はスマホ本体により異なるとのこと)

・クーポンカードをローソンで取り扱い開始。
 ビックカメラ用、ローソン用、その他販売店用でデザインが異なるものの、
 チャージに関してはローソン用でBIC SIMにチャージすることは可能とのこと。

デジモノステーション増刊「SIM PERFECT BOOK」
 堂前氏は入手できなかった模様です。
 冊子自体は展示されていました。

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IIJmioホームページリニューアル
 以前はエンジニアが作成した無骨なサイトでしたが、かなり雰囲気が変わりました。

IIJmio即日開通店舗拡大
 ビックカメラだけでなく、コジマやノジマでも取り扱い開始。
 ロードサイド型店舗でも受け付けるようになったとのこと。

・みおぽんバージョンアップ

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(1)APN構成プロファイルインストール機能(iOSのみ)を追加したので、
別SIMを使った後にIIJmioのSIMに戻すときに便利とのこと。

(2)プレゼンテーションモードの追加で、見せちゃいけない部分にぼかしが入るので、
 Twitterにアップ目的でスクリーンショットを取った時に最適!とのこと。
 (こちらはiOS6以降 / Android4.4以降のみ)

・通信設備増強
 2015年1月13日にサービスを停止して設備増強を実施。
 いつもはサービスを止めずに頻繁に増強作業をしているそうですが、
 今回は大規模だったのでサービスを停止しての作業となったとのこと。
 今後の増強は、サービス停止なしで実施できる予定とのことです。


2. みおふぉん教室: SIMフリースマホの選び方 (IIJ 堂前氏)
iPhoneまたはAndroidが選択肢となり、iPhoneであればAppleストアで購入できるが、
現在SIMフリーのiPhone6/6Plusが販売中止中(5sは販売継続中)。

よって今回はAndoridスマートフォン中心の話へ。

・色と形状とか色々あるけど?
 ⇒お店に行って展示品を実際に触ってみるのが、いいのではないかと。
  大きさも大小色々あるので、お好みで。

・性能とかよく分かりません
 ⇒CPUと搭載メモリ、画面の解像度もバラバラなので比較しづらいと思います。
  松・竹・梅の3つに分けられる形で、性能重視で行くか価格重視で行くかに分けられるかと。

・電波の方式・周波数とか分かりません
 ⇒都市部であれば2.1GHz帯、その周辺地域や地方に行く場合は800MHz帯に対応している端末であれば、おおむね使えるでしょう。

  その他の周波数帯(1.5/1.7GHz)については都心部で混雑している時でも快適になるかと。

・5月以降、SIMロック解除でauソフトバンクスマホでもIIJmioが使えるようになる?
 ⇒SIMロック解除をしたとしても対応周波数の問題があるので、
  使えるエリアが狭くなってしまう可能性があります…。
  (普通は自社の対応周波数のみ対応させれば良いため)


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3.加速するMVNO政策 (総務省 総合通信基盤局 電気通信事業事業政策課 企画官 富岡氏)

総務省はなぜMVNO制作を推進しているのか
 モバイルサービスは普及が1人1台を優に超え、国民生活や経済・社会活動に不可欠な基盤となってきました。
 しかし、現在は3大MNOの料金が横並び、多額キャッシュバックによる競争は長期利用者に不公平。
 MNOを増やそうにもMNOとして運営できる会社は限られています。
 よって、MNOに割り当てた電波を利用したMVNOサービスの活性化が必要。

・MVNOの契約数が急成長していると騒がれているが
 2014年6月~9月において、MVNO契約数が急激に伸びているように見えます。
 しかし、BWA(WiMAX2+、AXGP)のMVNO契約数も急激に増えています。
 auおよびソフトバンクのiPhone6/6Plusはそれらに対応しているため、
 例えばiPhone5からiPhone6/6Plusに機種変更するとBWAのMVNO契約数に1つ追加されるようです。
 他にもAndroid端末も対応している端末が増えているため、そちらもBWAのMVNO契約数にカウントされていっている状態です。

・純粋なMVNOについては(以下の数字は2014年9月末時点のもの)
 MVNO契約数のうち、半数以上(57.7%)はMNOであるMVNO。
 IIJmioのような純粋なMVNO契約数は、840.2万、全モバイル契約数に占める比率は5.1%。
 着実に成長してきています。

・MVNOの認知度、利用意向
 利用している、利用していないがよく知ってる・聞いたことはあるとの回答者は48%。
 意外と高いようなこのような数字となったがこのようなアンケート結果となりました。

 利用意向としては、音声・データともに利用したい人が61%と一番多く、ついでデータのみ利用したい方。
 音声のみ利用したいという方も13%ほどいました。

SIMロック解除可能な端末
 2010年6月にSIMロック解除ガイドラインを策定(ただし義務ではなく努力目標)。
 2011年度には全体の54.5%がSIMロック解除可能端末となりましたが、
 年々比率が下がってきています(発売される端末数も減っているのもありますが)。

SIMロック解除ガイドラインの改正
 正当な理由なしにSIMロック解除に応じない場合は罰則という義務化に改正しました。
 対象端末は2015年5月1日以降に新規に発売されるガラケースマートフォンタブレット、モバイルルータ、USBモデムなど。
 SIMロック解除は可能であればインターネット経由や電話により迅速かつ容易に、
 そして無料で行うことが原則となります。

 改正後も最初からSIMロック状態で販売することは可能です。
 ただし、一定期間経過したら解除できるようにすることを
 一定期間というのも数カ月後、という話はしています。
 5月には各キャリアごとの運用方針が発表される予定です。

 SIMロック解除の認知度・利用状況は昨年の時点ではあまり多くなかったですが、
 新聞報道などありましたので今はもうちょっと増えているかなと思います。

 海外の携帯電話会社SIMを利用するためにSIMロック解除を利用した人はあまり多くなく、
 国内他社のSIMで使うために解除した人が多かったようです。
 (あくまでもアンケート結果より)

・レイヤ2接続料の推移
 ドコモは2008年度の時点では10Mbps月額1,200万円を超えていたものの徐々に下がってきており、
 2013年度では10Mbps月額123万円と約1/10になりました。
 auおよびソフトバンクは2013年度から貸出を始めましたが、ドコモと比べて
 金額が2倍・3倍といった開きがあります。

 ドコモの新規純増数のうち、直近のデータで約4割はMVNO契約によるものです。
 KDDIさんは他社のMVNOにユーザが流れていくよりは、自社のネットワークを利用してもらう方がまだいいということもあって、MVNOへの腰を上げたようです。

・HLR/HSSをMVNOが独自に保有することについて
 HLR/HSSとは、携帯電話番号、端末所在地や顧客の契約状況を管理する顧客管理データベースのこと。
 現状はMVNOは保有できない、保有してもMNOネットワークに接続できないようになっています。

 MVNOが独自に運用できるようにすると、MVNOが複数MNOネットワークに対応したSIMを発行することや、MVNO独自の音声サービスの管理、SIMを独自に発行できるようになります。

 魅力的ではあるが課題は多く、MNOとMVNOの間で事業者間の協議が必要。
 

・訪日外国人の国内SIM利用の課題
 訪日外国人がMVNOのSIMを挿して円滑に利用できれば、メリットは大きいです。
 日本では最近空港でSIMカード自販機が設置されるなど改善してきましたが、
 APN設定といったハードルがあることが1つあります。

 もう1つは海外から持ち込まれる技術基準を満たしていない端末への対応が必要です。

 SIMカードの販売やAPN設定に関してはテレコムサービス協会MVNO委員会を中心に議論中、
 一時的に持ち込まれた日本の技術基準を満たしていない端末の利用については総務省で検討し、
 来週から始まる国会で電波法の改正案を提出予定です。


 総務省の目標としては、2016年MVNO契約数を1,500万を目指して進めていきたいとのことでした。

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4.IIJmioの通信品質について (IIJ 大内氏)

・通信品質とはなにか?
 通信サービスの品質はおおまかに2通りあり、1つは可用性。
 もう1つはインターネット接続状態での通信品質。

IIJmioとしては、
MNONTTドコモ)- IIJ網の相互接続の冗長化
IIJ網 - インターネット網は国内・海外への冗長化バックボーンネットワークおよび
 主要なISP・コンテンツプロバイダーとの相互接続による冗長化
・モバイル設備を複数台で冗長化し、ユーザ接続環境を維持

・設備監視による障害および異常状態の早期検出
 MNO側の障害はIIJ側監視では把握できないため、twitter2chの情報も参考にしているとのこと。
 特に地域的な障害だとtwitterとかでないと拾えないこともあるんだとか。

・異常検出時は、IIJモバイルエンジニアチームが直接対応し、
 障害箇所の特定とサービス復旧を迅速に実施を行なっているとのこと。

・可用性を上げるための事前確認
 新規設備、新規サービス導入前の事前確認はエンジニアチーム自身で確認をしているとのとこで、
 問題があればファームウェアの改修を検討しテストを行っているそうです。

IIJのモバイルに特化したネットワーク設計について
 MVNOはMNOから借りた帯域に多数のユーザを収容する形となりますが、
 そこを無計画で実施すると安かろう悪かろうなサービスとなってしまいます。
 通信品質を維持するために、適切なサービスプラントネットワーク設計が必要となります。

・帯域の増速は、2014年は毎月1回以上、帯域増速を実施
 頻度だけでなく、適切な帯域確保が重要とのことです。
 他社さんだと増速回数をアピールされてるところもありますが…。
 2014年、バンドルクーポン増量の時にも増速してリリースしたとのこと。


・モバイル設備増強について
 早め早めの検討が必要で、設備の選定や調達、試験を考えると最低でも1年前には決めないと時間が足りないとのこと。
 帯域が足りなくなってきたから、急遽対応ではもう間に合わないってことですね。

・通信品質測定について
 IIJNTTドコモの接続点でSmokeping+独自開発プローブで応答時間とダウンロード速度を測定しているとのこと。環境としてはPC+USBモデム。
 安定した通信品質が提供できているかの確認のため、スピードテストのような最高速度テストはしていないとのこと。

[この間は非公開の依頼があった内容ですので禁則事項です]

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Ustreamだときれいな船が写っていた模様 ↑は本物のNice Boat.

他社を含めたMVNOの通信品質の傾向としては、
お昼時間(12~13時)と夜間帯(18~24時)の品質が低下する傾向。
サービスプランやインフラ設備等によってもその差は結構あるようです。

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5.フリートーク

Twitterの質問より
Q.設備増強は法定改正絡みですか?
A.法令絡みでも新サービスでもなく、純粋な設備増強でした。(IIJ佐々木氏)

Q.昼休みの速度低下はどうにかなりませんか?
A.13日の速度増強後は多少改善されているように思います。
 今後もさらに設備増強をして頑張って行きたいと思います。(IIJ佐々木氏)

Q.MVNOにもフィルタリングが重要になってくるかと思いますが。
A.MNOと同等の取り組みは進めていただくことは必要かなと思います。(総務省富岡氏)
 MVNO事業者全体含めて満たしていないところは近いうちに改善しないといけない、
 きちんと対応していきたいと思います。(IIJ佐々木氏)

Q.3G/LTEトラフィック傾向は?3Gは減少傾向ですか?
A.LTE対応端末に乗り換えられる方が多く、LTEに比重が増えています。(IIJ佐々木氏)

Q.MVNOへ貸し出す回線費用は、MNOにも利益が出るような計算になっているのでしょうか。
A.接続料は原価と適正な利潤を加えた価格となっており、貸し出すことによって赤字になることはないのかなと思っています。
 MVNOに回線を貸すことによって、MNO自身にも活を入れる結果になっているのかなと。(総務省富岡氏)
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参加者からの質問

Q.MVNOが格安海外ローミングみたいなサービスを提供することは出来ますか?
A.MVNOらしい格安海外ローミングサービスを提供できる状態ではないというのが現状です。
 今のIIJmioのプランではローミングはあまりメリットがないのかなと思います。
 (IIJ佐々木氏)

Q.Apple SIMのようなことって出来ませんか?
A.SIMの発行、管理、接続料の問題など問題が色々とあってすぐには難しいです。(IIJ佐々木氏)

Q.海外のSIMを買ってコレクションしていますが、日本国内でもMVNOがオリジナル柄のSIM発行できるようになりませんか?
A.HRL/HSSの開放についてはMNO側に強い抵抗感があるようなので、
 すぐにというのはちょっと厳しいと思います。(総務省富岡氏)

Q.みおぽんアプリの複数SIMのオンオフについて、1分から短くなりませんか?
A.IIJサーバの負担の問題もあるので、1分単位とさせて頂いていますが、
 出来るかどうか担当者に聞いてみるという形でお願いします。(IIJ堂前氏)

Q.MVNOへの期待は価格といったところですか?
A.MVNOがMNOと競争することによって料金を下げていくというのを期待しているところです。
 他にもM2MやIoTといったMNOの手の出しにくい分野でも活躍していただけるかなと。
総務省富岡氏)

Q.JAPAN TRAVEL SIMはオープン価格ですが、大体の目安としては。
A.量販店さんだと3000~4000円程度というのをご紹介いただければと思います。(IIJ堂前氏)

Q.DMM mobileがIIJmioのサービスに似ているのが気になったのですが。
A. DMM mobileさんのインタビュー記事で「IIJmioのサービスを使っている」と公表されていたので、我々のサービスをご利用いただいております。
 一般的には「このサービスはIIJmioのサービスです」というアナウンスはIIJmioとしてはしておりません。(IIJ堂前氏)

Q.ドコモ端末のテザリング時のAPNロックについて
A.APNロックに関しては総務省としても認識はしているところです。
 まずはなぜAPNロックをしているのか事業者同士でよく話合ってほしいと思います。
 総務省が直ちに指導に入ることはないというのが現状です。
 問題としては認識はしております。(総務省富岡氏)

Q.通信サービスの品質基準について
A.音声通話に関しては規定を定めていますが、データ通信に関してはあまり規定がない状態です。
 MNOだけでなくMVNOを含めて問題を考えないといけないと、今回の大内さんの発表を見て感じたところです。(総務省富岡氏)
A.MNOとMVNOで全く同じく、各地点ごとに測定するというのはちょっと厳しいかなと思っています。
 MVNOの品質に関してはもうちょっと簡便に出来るのであれば、インターネット品質研究会で意見を挙げていきたいと思います。(IIJ佐々木氏)


Q.FCC認可端末であればSIMを入れて使っても構わないようにならないか
A.電波法の改正で国内で使えるようにしようという動きはあります。
 具体的にはまだ詳細は検討中です。
 FCCマークがついていればというのも1つかと思います。(総務省富岡氏)

Q.固定ルータに近いような使い方ってどうでしょうか。
 実家で使用している1.5MbpsのADSL(月間1GB程度)が廃止されてしまうので、
 そこにニーズがありそうですが。
A.パートナー販売店さんなどではルータセットで販売していたりします。
 皆さんと色々意見交換で様々なニーズに携わっていけたらなと思います。(IIJ佐々木氏)

Q.みおふぉんもMNP転入の優遇対策を進めていくのでしょうか。
A.新規顧客獲得のための何らかのキャンペーンはやっていくと思いますが、
 高額キャッシュバック合戦のようなとこまではやらず、地味なキャンペーンをやっていくと思います。(IIJ堂前氏)

A.各社さんともご自由にやっていただく形ですが、過剰なキャッシュバックではなく、
 適切な内容でやっていただきたいというところです。(総務省富岡氏)

Q.固定回線+モバイル回線のセット割みたいなのはやりませんか?
A.光サービス卸の件は我々も情報を集めていますが、まだ何も決まっていることはない状態です。
 光サービス卸の話が固まれば、またお話できることもあるかなと思います。(IIJ佐々木氏)

Q.固定のように、モバイル回線とプロバイダを分けるようなことは将来的にあり得ますか?
A.NTT東西光回線とプロバイダが分かれているのは、業務範囲規制の絡みです。
 モバイルの方にそのような構造を組み込む予定はないです。(総務省富岡氏)


Q.データ通信SIMから音声通話SIMに切り替えたら、違約金が設定されるのはなぜですか。
 また、違約金が各業者ごとに違うのはなぜですか。
A.音声通話SIMはMNP対象で、一時期キャッシュバック合戦が盛んに行われていました。
 それは経済的によろしくないという歯止めをかけるため、設定させて頂いています。(IIJ堂前氏)
A.違約金については総務省規定では定めておりません。
 2年縛り後の解約期間についてはもうちょっと問題意識を持って進めているところです。(総務省富岡氏)

Q.IIJmioでも長期契約者優遇策とか出来ませんか。
A.MVNOはいつでも契約でき、いつでも解約できるというところが多いのだと思います。
 割とあっさりしている関係ではあるのですが、何かしらは考えていきたいとは思います。(IIJ堂前氏)

Q.IMEI制限についてはどのようにお考えでしょうか。
A.我々の議論の中ではあまり意識していなかったところではあります。
 そこが骨抜きになるところがないよう、しっかり対応していきたいと思います。
総務省富岡氏)

Q.IIJmioと、IIJmioをMVNEとするMVNOには違いが出るのでしょうか。
A.卸先MVNOの要望等により、設定を変えることはありますので違いが出ることはあります。
 参考として、BIC SIMおよびELSONIC SIMはIIJmioのサービスと同等です。
 (IIJ堂前氏)

Q.SIMロックフリー端末の選択肢が増えることについて、何かされていますか。
A.キャリアに縛られず、MVNOにも端末の選択肢が増えるというのを期待しています。
総務省富岡氏)
A.我々だけでなくMVNO各社がもっと盛り上げていくことで、参入が増えてくるのを期待したいなと思っています。
 我々もメーカーさんと協力しているところもあります。
 (IIJ堂前氏)

Q.JAPAN TRAVEL SIMの販売箇所を増やせませんか。あと音声通話への対応は。
A.販売が限られているのは我々も認識しており、様々な入手手段を提供できたらなと思っています。
 いろんな所でもう少し購入しやすいようには色々と動いてはいます。
 日本での音声通話は厳格な本人確認が必要となりますので、
 2020年を見据えていろんな関係各所と話をしていきたいと思っています。
 (IIJ佐々木氏)

Q.MNOがサブブランドとして、MVNOを作ってやっていくことについて。
A.MNOがサブブランドMVNOでやっていくことに関しては、それなりの戦略があるということだと思います。
 ターゲットの差別化などで、マーケットが発展していくのであればいいのではないかと考えています。
総務省富岡氏)

Q.正規契約前に、ちゃんと使えるかといったことを試せるような仕組みって出来ませんか。
A.今はちょっとやっていないですが、今後ちょっと考えてみたいとは思います。
 (IIJ堂前氏)


Q.MVNO各社の意識(例としてネットワーク品質向上)を高めていくようなことはしないのですか。
A.電気通信事業法で定められている業界ですので、各社さんがそこを正しく理解していくべきかなと思います。
 我々の自浄努力が出来ないのであれば、外部の有識者からご指摘をいただく形になるかと思います。
 まずは自分たちのサービスから始めていきたいなと思っています。
 (IIJ佐々木氏)

Q.IIJmioで通話定額のようなサービスは提供できますか。
A.完全定額というのは難しいですが、もっと簡単に電話をかけられるようなサービスはできないかな、と考えています。(IIJ堂前氏)
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今回も内容盛り沢山でした。
次こそは懇親会にも行きたい。そのためにも体調とスケジュール調整をうまくやっておかないと。

2015/01/26 01:00 初版