うらがきろく

uragakiの記録・メモブログ

IIJmio meeting16に参加しました #iijmio

IIJmio meeting16に参加しました。

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#でかSIMの上側がちょっとボロボロになってた。そろそろnanoSIM化しませんか?と提案。

 

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今回のおみやげは、SIM型クリップとインターネット便利帳つきノート。

もったいなくて現時点ですら封を開けていません。

 

※各発言は一部まとめて編集しています。
 ニュアンスが変わらないように注意はしておりますが、
 何かありましたらご連絡お願いいたします。

※「#」は私のツッコミ、補足です。
 資料はIIJ様の公開資料を引用させていただいております。

てくろぐ: 「格安スマホ」の修理・スマホがつながる仕組み・通信速度とは?

 

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今回の展示コーナーはmotorolaさん。

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Moto Z2 Playの展示。

バックパネルが交換可能(機能追加も可能)だけどハイスペックとか、なかなか興味深かったです。

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IIJmio取扱端末コーナーにはキャタピラーブランドのCAT S40。

最近のスマホと比べるとゴツかったです。その分、耐衝撃性とかタフなスマホです。

これ、オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンが取扱いだそうで、ONKYO GRANBEATと隣合わせで置いてありました。

ONKYO GRANBEATハイレゾ・オーディオ・SIMフリースマートフォンでゴツい感じでした)

 

今回、IIJmioのSIMをお借りする関係であまり展示コーナーの端末には触れませんでした。

SIMをお借りした話は別投稿で行ないます。

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1.IIJmio Updates 2017/04~2017/06 (堂前さん)

(1)大容量オプション提供開始

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追加オプション扱いなので20GBと30GBの両方を追加し、契約プラン+50GBといった大容量にも対応可能。
5GB、10GBといった中小容量追加オプションについては要望を受けているものの、現状は大容量のみとのことです。

 

(2)通話定額オプション改定

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5月より月額830円プランについては、1回10分まで通話無料に改定。
定額通話に関してはみおふぉんダイアルアプリ経由(もしくはプレフィックス付与発信)の発信のみ適用なので、通常発信してしまうと適用外になります。
(これに関しては以前から同様です。前回も注意がありましたのでお間違えなく。)

 

(3)取扱端末追加

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個性派スマホも取扱いが増えました。

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7月7日時点で24機種取扱中とのこと。

 

あまり良くない話。

(4)国民生活センターからの格安スマホトラブルに関する注意喚起

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IIJmioのサイトにも注意事項を掲載中。
Webページ等の案内に関しても順次修正対応し、誤解のないような表現でご説明していきたいとのことでした。

 

(5)Jアラートについて

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SIMロックフリー端末ではJアラートを受信しても警告表示が出ない可能性があります。
対応していない端末では、アプリ利用をお願いする形になっています。
iPhoneに関してはSIMロックフリー版でも対応できるようです。

 

(6)パプワニューギニアからの着信について

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「675」から始まる番号の着信で、それに対し折り返してしまうと国際通話料が発生してしまいます。
キャリア、MVNO区別なくかかってきているので、不用意に折り返し発信することのないように、とのことでした。
#フィーチャーフォン時代にはワン切りトラブルとかありましたね、懐かしい。

 

(7)その他のトピック

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大容量オプション追加、通話定額オプション改定、端末取扱い多数追加、九州北部地方大雨災害に対する支援など、今回は多くの出来事がありました。

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2.みおふぉん教室 「格安スマホ」の修理や保証 (堂前さん)

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国民生活センターからの発表では、格安スマホは代替機の貸し出しがなく1ヶ月もスマホが使えないという表現がされていました。
本当にそんなに掛かるのか、短縮できないのかといった話。

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ドコモ契約の場合は代替機貸出を行っており、また補償サービスで交換対応も行っているため、使えない期間は1~2日程度となっています。

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IIJmio販売端末の場合は、基本的にメーカー対応となります。
端末補償オプションに加入している場合は交換対応が可能とのことです。

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各メーカーの修理対応について(IIJmioで取り扱っている主なメーカーのみ)。

メーカーによっては宅配で引き取り修理対応、代替機の貸し出しも有償で対応してもらえるケースもあるようです。

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富士通の場合は先出しセンドバック修理(代替機ではなく交換端末として対応)が出来るため、有償にはなってしまいますがドコモの補償サービスとほぼ同様な対応が取れるそうです。

ファーウェイの場合は東京銀座、大阪梅田の窓口で1時間程度で修理対応が可能。
そして、ワイモバイルショップの窓口でも修理受付対応が可能(ワイモバイル契約有無は問わない)で、修理依頼と代替機の貸し出しを行っているそうです。
ただし代替機に関しては各ワイモバイルショップの在庫によるため、事前に確認しておく必要はあるようです。
また、タイプAでの利用の場合は、貸出端末によって使えない機種もあるので要確認とのことです。
(nova liteとかだとau網非対応なので注意が必要です)

参考:ワイモバイルショップでの『HUAWEI製SIMフリー端末』の修理取次ぎ業務を10月20日より開始 ~スマートフォンの代替機の貸し出しサービスも同時に開始~ | ワイモバイル(Y!mobile)

#窓口修理は知っていましたが、ワイモバイルショップで対応できるのは驚きでした。
#意外と知っている人は少ないかもしれません。

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ドコモの補償サービスとIIJmio端末補償オプションの比較。
※ドコモの月額380円は交換時5000円、月額500円は交換時7500円とのことです。表の記載が逆になってしまっているとのことでした。
 また、IIJmio端末補償オプションが正しい表記のようです。

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余談として、IIJmioのサービスには2つ似たような名称のものがあります。
IIJmio端末補償オプション
IIJmioつながる保証

今回扱うのは端末補償オプションの方です。
IIJmioが販売する新規端末購入時のみに適用」できるサービスです。

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IIJmio端末補償オプションの申込みは、IIJmioから端末購入時だけ申し込みができます。

後付は出来ませんし、他の販売店では申し込みできません。

#BIC SIMは?と思って調べてみたところ、「格安スマホ 安心保証サービス」というものを扱っているようです。
#ただし、保証期間は端末購入時から1年間。申込みも端末購入時のみの先払い制とのこと。

#参考:【サービス】格安スマホ 安心保証サービス|ソフマップ[sofmap]

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破損、水濡れの場合はリフレッシュ品と交換になります。

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手続きについて、サービスコードやIMEIといった端末固有の識別番号も必要になります。

契約者情報ページからも確認できるようなので、IMEIが確認できないような破損状態でも問題ないのは心強いかと思います。

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盗難紛失の場合は対象外となります。
購入から1年間の間は、自然故障であればメーカー保証で無償修理となる可能性があるため、そちらを案内することもあるそうです。

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端末交換の場合は指定日時に配達スタッフが訪問し、端末をその場で交換となります。

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あくまで端末のみ交換のため、SIMカードmicroSDカード等は事前に取り外しておいてほしいとのことです。
データのバックアップももちろん必要です。
堂前さん「我々からは詫び石はありませんので(笑)」

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補償オプションは不要と思ったら解約することも可能ですが、再度加入することは出来ません。

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と、ここまで補償オプションの話でしたが、堂前さんは端末補償オプションには加入していないとのこと。
堂前さん「壊れたら仕方ないので、もう新しいのを買います(笑)。そういった割り切りもありかと思います」

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これにもちゃんとした考えがあって、端末が手頃な値段で買える格安スマホならではであるということ。
これがキャリア端末の場合、端末と回線契約が紐付いており、24ヶ月使えば回線に対する割引も効いて実質価格になりますが、それ以前に破損してしまうと出費がかさむ結果に。
よって補償サービス加入が故障に対する保険になっています。

対してIIJmioの場合は、端末と回線契約が分かれており端末に対する割引がないため、回線には発生しません。
新端末の費用はかかりますが、買い替えも1つの選択肢になります。

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まとめとして、キャリアの場合は窓口対応や保証オプションでサポートがあります。
IIJmioの場合は、端末補償オプションを使えば、ある程度キャリアに近づけたサポートが可能です。
あえて契約せず、壊れたら買い換えるといった選択肢もありますとのことでした。

#自分はメイン端末がauのため、「故障紛失サポート」を契約中です。
#端末は一括払いなので月額使用料から毎月割が適用されていますが、元が高額なので修理になった場合、負担が大きいです。
#実際に液晶破損で交換対応してもらったこともありますし、キャリア端末の場合は保証オプションは必須じゃないかなと思いました。
#MVNOの場合は、端末価格帯によっては保証オプション加入も悪くないと思います。
#月額使用料が下がる分、ハイエンドモデル+保証オプションでもキャリア端末よりは安価に済みますし。

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3.スマホがつながる仕組み (佐々木さん)

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今回はコアネットワークの部分に注目したお話。

#中級編とのことでしたが、結構ハイレベルな内容でした。

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スマホの電源を入れると、eNodeB(基地局)から報知情報を受信し、近くの基地局を探します。

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SIMカードに記録されているRPLMNの基地局に接続しに行きます。
同じRPLMNの基地局が複数ある場合は、一番電波強度が強い基地局に接続を行います。

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開封直後のSIMや、RPLMNがSIMに記録されていない場合は、SIMカードに記録されているHPLMN(Home PLMN)の基地局へ接続しに行きます。

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RPLMNとHPLMNの両方の基地局が見つからなければ、Operator controled PLMNの基地局に接続しに行きます。
(海外ローミングのケースがこれに該当)

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RPLMN、HPLMN、OPLMN全て見つからない場合は、とにかく一番電波の強い基地局に接続しにいくとのことです。

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他の端末の邪魔にならないタイミングで、preamble専用チャネルを送出します。
(タイミングが被る場合は空くまで待つ)
問題がなければ基地局からRA-responseが送出されて、送信タイミングを指示します。
(これもタイミングが被る場合は順次応答するとのこと)

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基地局との接続要求を指示されたタイミングで送出します。
RRC確立のため、 RRC connection setupとして送信します。

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その後、基地局⇒MME⇒HSSと送られ、SIM認証がOKかどうか確認が行われます。

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他にも色々と処理が行われて、スマホはインターネット接続が出来るようになります。

#実際は数秒でこの処理を行っているって、凄いですね…。

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ローミングの場合は、IPX事業者経由で国境を超えてSIM発行事業者のHSSまでSIM認証を行うとのことです。

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まとめとして、
MVNOとしてもSIMロックフリースマートフォントラブルシューティング緊急地震速報等の検証のため、携帯電話会社のネットワーク動作なども深く知る必要が増えてきたとのことです。
フルMVNOの場合、サービスの安定運用・新サービス開発のためにキャリアのコアネットワークの技術に深く関わる必要があるため、IIJのエンジニアとしていろいろと技術を習得し検証調査中とのことでした。

#内容としては大学の講義みたいでしたが、携帯電話が接続できるまではバックグラウンドでこのような処理が行われているということが分かりました。

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4.「通信速度」に影響を与える要素とは(堀さん)

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「通信速度はロマン」

#かっこいい響きです。
#自分はアナログモデムの56kbpsからですね。携帯はPDCの9.6kbps。

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通信速度について。
Webの表示速度やダウンロード速度で遅さは感じることが出来ます。
ある程度速度が出ると、遅いとは感じないようになります。

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速度については、みんな大好きスピードテストで測ることもできます。
スピードテストアプリでは、ダウンロード・アップロード速度と、pingは測ることが出来ますが、パケットロスの有無やゆらぎ(ジッター)までは分かりません。
#パケットロス、ゆらぎはVoIP系の永遠のテーマ。リアルタイム性が必要なので、音声通話やビデオ通話に支障が出てしまいます。

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TCPで測る理由は、「実利用で一番使われるから」ではとのこと。

2017年はQUICと呼ばれるプロトコルにより、UDPトラフィックが若干増加しているとのことです。

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MVNOの場合、速度低下の要因はPOIの帯域不足が主な要因。
帯域増強は書面でのやり取りとなり1ヶ月くらいかかるため、1ヶ月先を予測して増強するものの、突発的なイベント(OSアップデート等)が発生するとそこで帯域が不足することに。

一定の帯域で稼働率100%近くが望ましく、キャリアとの接続部分であるPOIの帯域が、品質とコストのバランスを見極めなければならない一番悩ましい箇所とのこと。

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POIが輻輳した場合は、パケットの破棄(ドロップ)か、送信待ち(バッファ)にてトラフィック制御を実施。
パケットドロップは通信の秘密や公平性、中立性の制約の問題もあり、事業者の一方的な都合で制御することは出来ません。
また、パケットロス発生の主な原因にもなります。

バッファリングの場合、帯域が空くまで待つことで対応しますが、蓄えられる容量には限りがあり、また蓄えすぎても遅延が大きくなるため、調整が難しいところです。
(遅延が大きくなるほどリアルタイム性が必要な通信への影響が大きいため)

トラフィック制御にはパケットドロップ(破棄)、バッファリング(遅延)といった方法で対応する必要があります。

どちらを取るかは各事業者ポリシーによって異なるとのことです。

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TCPプロトコルの場合、パケットロスしないように徐々に通信速度を上げていく仕組みがあります。パケットロスが発生したら通信速度を下げて安定化させます。

#ファイルダウンロード時など、最初からフルスピードではなく、徐々に速度が上がっていくのは上記TCPの仕様です。

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パケット破棄か、遅延させるかどちらが正しいかという結論は難しいとのこと。

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IIJとしては、
・再送を減らし、輻輳が始まったら送信ペースを落とす
・公平性を重視し、ユーザーにある程度のコスト(バンドルクーポン)は負担してもらう
・遅延は一定にし、VoIP等の通信でも問題がないように安定させる
・実利用での品質を重視し、バースト転送で少量通信を早く完結させて待ちを減らす

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・優れた土管を目指し、パケットに関して恣意的な制御は実施しない
スピードテストだけ良くなる制御とか言語道断
・バッファの代償はある程度許容する
・現状に満足せず、次を見据えて最適化を続ける
・「増強は正義」だが、事業を継続していくためには赤字運営では成り立たない
 運営の利益とお客様満足の両方を維持していく必要がある
とのことです。

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堀さん曰く、「現状の通信品質は必ずしも満足いただける品質ではないことは重々承知しているが、対策は色々と行って改善を図っていく」とのことでした。

#MVNOの通信品質確保は難しい問題だと思います。
#ユーザーが増えないと設備増強が行なえませんし(赤字投資では事業として成り立たない)、ユーザー増えれば通信量が相対的に増えるので苦労される箇所かと思います。
#それでもこのように通信の裏側といった情報公開をしてくれる事業者さんはあまり無いですので、今後もIIJさんには頑張って欲しいと思います。

#堀さんから技術者魂を感じました。「通信速度はロマン」

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5.フリートーク

フリートーク前の抽選会
堂前さん「この抽選会のコーナー、盛り上がらないので困ってます(笑)」
#抽選会を盛り上げる方法を思いついたら、堂前さんまでご連絡を。

Twitterの質問より】
Q.今回もお菓子がお土産では無かったですが。
A.まだAndroidの次期バージョンが公式発表されていなかったので(笑)(堂前さん)

Q.タイプSの導入は?
A.皆さんタイプS欲しいですか?(笑)(佐々木さん)
A.という訳で導入予定はありません(笑)(堂前さん)

Q.カウントフリーオプションの導入予定はありませんか?
A.特定アプリやコンテンツのみを優遇しないということも「良い土管」であると考えていますので、導入予定はありません。(佐々木さん)

Q.クーポンOFF時の3日間366MB制限の緩和について
A.現時点で検討はしていません。公平性を保つための対策として、ご理解いただきたいと思います。(佐々木さん)

Q.特定の場所で電波が入りにくいのですが、MVNO利用者の場合はどこに連絡したら良いのでしょうか。
A.問い合わせ窓口からお問い合わせください。申告内容を元にドコモへ問い合わせを行います。(堂前さん)

#回線状況問い合わせフォーム(会員専用):https://www.iijmio.jp/service/inquiry/hdd/

#上記フォームから問い合わせ可能(要mioID)です。

Q.10万円を超える端末をIIJで取り扱う予定はありますか。(割賦審査等の関係)
A.Moto Z2 Play IIJmio限定スペシャルセットが10万円超えでしたので、取り扱う可能性はあります。(堂前さん)

Q.個性派スマホの取扱いについて
A.萌スマホとか、自分たちで作ると在庫管理等で大変なので…。(堂前さん)

Q.iPhoneを取り扱う予定はありますか。中古品やリファービッシュ品を扱うMVNO事業者もいますが。
A.個人としては、アップルストアで新品を購入したほうが良いのではないかなと思っています。ご要望としては受け止めておきます。(佐々木さん)

Q.SIM発行手数料が8月から必要となりますが、新規SIM発行キャンペーンや雑誌への付録コードといったキャンペーンは今後は難しくなるのでしょうか。
A.雑誌にSIMを付録としてつけたことがありますが、394円分を雑誌につける訳にもいかず、今後はかなり難しいと思います。
 雑誌にコードを付録としてつけて、申込者に対してSIMを発行するようなことは考えていきたいと思います。(佐々木さん)

#堂前さんの書かれたITmediaの連載記事「MVNOのSIMが手元に届くまでに行われていること (3/3) - ITmedia Mobile」で費用に関する事について書かれているので、そちらも参照にするとよいかと思います。
#この質問、ちょっと気になっていたので自分で質問しました。
#データ専用SIMの開通期限切れには気をつけましょう(自分は1枚やらかしました…)。

Q.1度解約したSIMを再利用できるにはならないのでしょうか。
A.現状の仕様では出来ないようになっているためご了承ください。(佐々木さん)

Q.バンドルクーポンという名称は、内容や仕組みが分かりにくいのではないでしょうか。
A.サービス開始前にも議論になったのですが、当初契約される方はご理解のある方が多かったので…。
 今すぐ名称を変えるとしても、ちょっと今は思いつかないです。(佐々木さん)

Q.IIJmioが販売した端末のFelica初期化を、店舗で対応してもらえないでしょうか。
A.対応できる店舗をどうするかなど、メーカーさんとの調整になるかと思いますので、すぐに対応するというのはちょっと難しいです。(堂前さん)
#SIMロックフリー端末のFelica初期化問題、意外と知られていない…?
#搭載機種があまりないので売却ケースが少ないというのもあるのでしょうか。

Q.meetingで毎回出てくるような質問があるので、FAQにまとめててくろぐに掲載するとか出来ませんか。
A.これについてはちょっと検討しておきます。(堂前さん)

Q.IIJでは電気通信主任技術者資格は何人くらい選出しているのか。
A.確かに取得推奨資格ではありますが、取得人数は把握しておらず私も持っていない状態です。(佐々木さん)

Q.iOS10.3以降用のIPv6対応APNプロファイルについて
A.安定しているようなので、正式版に差し替えるかどうか検討中です。(堂前さん)

Q.大容量オプションの形ではなく、基本プランに20GB/30GBの形にはなりませんか。
A.ファミリーシェアプランの10GBをベースとしているので、将来的には可能性もありますが現状は予定はないです。(佐々木さん)

Q.キャリアの割引施策により、MVNOの料金プランに近づけてくるケースも増えてきましたが、対抗策とか考えていることはありますか。
A.割引に対して縛りや制約等もあるので、まだまだMVNOの方がシンプルな価格設定かなと思っています。
 MVNO対抗というよりは、他社キャリアのサブブランド対抗という形かなとも思っています。(堂前さん)

Q.au端末のSIMロック解除規定が変更されますが、端末購入者のみSIMロック解除可能というように変更されます。どうお考えですか。
A.他社のことなので腹が据わっているなぁ、というのが今できるコメントです。(佐々木さん)

Q.総務省の方が1回限りしか来なかったですが、他のゲスト等の参加の検討はないのでしょうか。
A.あくまでも主役は私たち(IIJ)なので、呼ぶことはあるかと思いますがそう多くはないと思います。(堂前さん)

Q.撤退するMVNOが出てきましたが、MVNEとして関わっているMVNO事業者が撤退する場合は支援策等を検討していますでしょうか。
A.まずは我々が撤退しないように頑張っていきたいと思っています。また、撤退MVNO事業者には何かしら手を差し伸べたいとは思っています。ただ現状は決定したことはないので、ケースバイケースだと思っています。(佐々木さん)

Q.ドコモが「補償」でIIJmioが「保証」表記の理由は。
A.ご指摘されたところは資料上の変換ミスです…。(堂前さん)

Q.端末補償オプションにおいて、返却時にSIMカードの取り外し忘れがあった場合はどのような対応になりますか。
A.サポートセンターからご連絡する形にはなると思いますが、その間スマホが使えない状態になってしまいますので取り外し忘れには十分ご注意ください。(堂前さん)

Q.端末補償オプションの端末でカスタムROMを適用した場合の補償の扱いは。
A.規定にありますように、不正改造に該当すると思いますので補償適用外かと思います。(堂前さん)

Q.修理配達時に堂前さんが配達してくれるキャンペーンとかやりませんか。
A.企画を立てたことがありますが、「そんな暇があるなら仕事せい」と言われました(笑)(堂前さん)

Q.端末補償オプション適用外となっている端末がありますが何故でしょうか。
A.端末販売台数等の関係で、対象外となっているケースもありますのでご了承ください。(堂前さん)

Q.端末補償でApple Care+に触れなかった理由は。
A.今回はIIJmioが販売する端末についての補償の話だったので、IIJmioで取扱いのないApple製品の補償は含めませんでした。(堂前さん)

Q.堂前さんはIIJmioポロシャツを着ていますが、佐々木さんがポロシャツを着ていないのは何故ですか。
A.地味なデザインのものを作って欲しいです。(佐々木さん)

Q.中継の再配信がないのはなぜでしょうか。
A.失言対策です(笑)(堂前さん)

Q.好きな端末、気になる端末はありますか。
A.Twitterの中の人(@iijmio)をやっていて質問が多いこともあり、個人的にもiPhoneをずっと使っていますが、そろそろ替えたいとも思っています。(佐々木さん)
A.あまり端末には興味が無いので…4インチくらいの小さい端末が好きです。(堀さん)
A.家族用にP10 Liteを買ったら喜ばれたので私も欲しいとは思っていますが、arrowsが壊れていないので買えません(笑)(堂前さん)

Q.MVNO設備の写真とか見せてもらえませんか。
A.ただのサーバーですけど…。(堀さん)

Q.ドコモXi卸サービスの第1種、第2種、第3種のプランのご説明をお願いします。
A.ちょっと長くなる内容なので、次回のmeetingのネタにしようかと思います。(佐々木さん)

Q.秋発売のSurfaceではeSIM搭載と噂され、ドコモさんもeSIM提供の兆候があります。MVNO事業者に対してもeSIM提供の話等はありますでしょうか。
A.フルMVNOサービス開始時にはSIMが独自発行できるので、eSIM提供は検討していますが、ドコモさんからはeSIMの話が来ていないので現時点では情報はありません。(佐々木さん)

Q.DNSを8.8.8.8(Google Public DNS)に変更すると速くなりますか。
A.CDNが誤判定を起こす可能性があるので、逆に遅くなるケースもあります。
 各事業者提供のDNSサーバーを使うことをおすすめします。(堂前さん)

Q.IIJmioとキャリアのPOIは何箇所ありますか。北海道や沖縄のユーザーはどこのPOIを通りますか。
A.タイプDの場合は東京と大阪の2箇所あります。東日本、西日本という分け方ではなく、日本全国どこに居てもどちらかのPOIに割り振られるようになっています。(堂前さん)

Q.キャッシュ用プロキシサーバーとか以前はプロバイダが提供していて高速化をしていたと思いますが、MVNOとしても導入する取り組みはないのでしょうか。
A.POIとの接続点で混雑するので、プロキシサーバーでは改善されないですね。(堂前さん)

 

【会場からの質問】
Q.POIの部分でパケット破棄が起きる場合、どこで破棄されるのか。
A.下り(ネット⇒端末)の場合はIIJ側の設備、上り(端末⇒ネット)の場合はドコモ側設備でパケットが破棄されます。(堂前さん)

Q.総務省のシェア発表で、IIJmioが1位と発表されたがこれを広告宣伝に使わないのか。
A.広告に関しては別のチームが対応していますので、ここでお答えすることはないです。
 IIJとしては2017年3月で185万回線として発表しています。(堂前さん)
A.総務省発表の回線数(113万回線)と、IIJが発表している回線数に差があり、ちょっと使いづらい数字になっています。どういう計算なのか分からないです。(佐々木さん)
#総務省|電気通信市場検証会議|電気通信市場検証会議(第4回)会議資料

#資料4-1 電気通信市場の分析(中間報告) P.13に「(参考) SIMカード型の契約数が最も多い事業者:インターネットイニシアティブ(113万)」とあるが、計算方法が不明。

Q.APNの設定など英語の説明がないので、英語の説明をもっと充実させて欲しいです。
A.海外からの旅行者向けであるJapan Travel SIMは多言語に対応していますが、他は英語対応が不十分かと思います。
 ご意見として担当部署に伝えさせていただきます。(堂前さん)
A.@iijmioでは頑張って英語でお答えしていますので、出来る範囲であればお答えしたいと思います。(佐々木さん)

Q.国際ローミングは法人向けには提供を開始していますが、個人向けへの提供予定はありますか。
A.クーポンが適用されず高額請求となる可能性があり混乱の元になるため、個人向けでの提供予定は現時点ではありません。
 フルMVNOサービスの場合は、チャージ容量分だけ利用できるような形で提供を検討したいと思います。(佐々木さん)

Q.海外だとSIM発行が数百円だったりしますが、国内でもそのような提供価格では出来ないのでしょうか。今後のキャンペーンの予定とかもありますでしょうか。
A.キャリアからSIMを卸してもらっている状態なので、原価的にも値下げの限度があります。
 販促費を投入して赤字覚悟でキャンペーンをやることは出来ますが、常時キャンペーンをやって恒常的に赤字でやるのは難しいです。(堂前さん)

Q.パケットのカウントはどこで行っているのでしょうか。また、再送が発生した場合はパケットのカウントは2回になるのでしょうか。
A.パケットのカウントはP-GWという装置で行っています。再送が発生した場合は再送が発生した回数分(2回であれば2回)をカウントします。(佐々木さん)
A.そういった観点もあるので、できるだけ再送しないようにするのが良いと考えています。(堂前さん)

Q.東京の人が大阪のPOIに接続するとRTTが悪くなるのではないでしょうか。
A.ご指摘の通りで東京⇒大阪⇒東京となるので、RTTが悪くなることはあります。
 振り分けによってメリット、デメリットはあるかと思います。(堂前さん)
A.地域ごとにPOIを分けるということは現状では出来ないです。(堀さん)
A.現状のドコモとの契約では、お客様ごとにPOIを分けるといったスキームは出来ないです。(佐々木さん)

Q.以前登壇した方にもまた出て欲しいです。
A.仕事の都合や部署異動等の関係で、最近は固定メンバーでやらせてもらっています。
 機会があればまた呼びたいと思います。(堂前さん)
#個人的には新しい人のセッションも聞いてみたいので、多種多様なメンバーも大歓迎です。

Q.取扱端末が増えたのは何か理由があるのでしょうか。
A.利用者が増えていることもあり交渉しやすくなったことと、端末バイヤー担当がかなり頑張った結果です。(堂前さん)

Q.端末の在庫処分とか無いでしょうか。
A.今日紹介した中でも妙に安い端末が実はありますが、そういうことだとお察しいただければと思います(笑)(堂前さん)
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今回も色々と勉強させていただきました。

次回は大阪が10月7日、東京が10月14日予定とのことです。

次回も参加したいと思います。

#もうちょっとブログ書くスピードあげたいなあ…。